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水墨画の道具を手に入れるならココ!初心者にもおすすめの店舗リスト

べべ・ロッカ

こんにちは。

墨絵師すみえしのベベ・ロッカです。

偉ギィ

水墨画の画材を買いたくて・・

べべ・ロッカ

どんなものですか?

偉ギィ

色々と・・通販もありますけど
実物を確認したいなあと思って。

べべ・ロッカ

それは良いですね。

偉ギィ

でも、どこに売ってるかわからなくて
困ってます。

べべ・ロッカ

確かに。
水墨画の道具ってちょっと特別な感じですよね。

お店ならありますよ、紹介します!

餅は餅屋、ということで、水墨画の道具を売っている専門のお店がありますよ。

今回は私の住んでいる大阪が中心ですが、通販も取り扱っている店も多いので、ぜひチェックしてみてくださいね!

水墨画の道具:実店舗で買うメリット

amazonや楽天などネットで検索すれば、水墨画の道具はたくさん売られていますよね。

正直、そちらの方が手軽ですし、商品の価格など比較したりするのも便利です。

それでかまわないと思います。

でも!ちょっと待ってください。

意外ですが、水墨画道具を買うことができる実店舗はけっこうあります。

日本の伝統文化に関わる道具のお店ですから、店構えも歴史を感じさせるレトロな佇まいであったり、所狭しと画材が溢れていたりと、普段見慣れない雰囲気を楽しむことができます。

それに、商品について質問したいけど、店員さんはあまり詳しくなくて・・・という経験ありませんか?

大型ショッピング店やネットショップとの大きな違い・最大のメリットは、

商品に対して詳しい説明が聞ける

ということ。

さすが専門店!

足をはこぶ価値あり。

エキスパートがいて、なんでも教えてくれます。

私も質問するたび、へ〜そうなのか〜!と納得したりびっくりしたり、楽しくお話を聞いています。
頼もしい限りです。

1度もお店に足を運ばないのはちょっともったいないかもしれませんよ。

遊びに出かける感覚で、ぜひお店もチェックしてみて頂ければと思います。

それでは順番に参りましょう。

私が日頃よくお世話になっているお店もありますよ!

水墨画の道具「きくや筆本舗」

(株)きくや筆本舗(きくやふでほんぽ)

【ウェブサイト】きくや筆本舗
【所在地】大阪市中央区島之内1丁目21−8
【電話】06-6251-3271
【取扱商品】筆を中心とした書道用品
【最寄駅】大阪メトロ堺筋線 「長堀橋駅」より徒歩2分
または大阪メトロ御堂筋線「心斎橋駅」より徒歩9分
【駐車場はありません】
【営業日】平日9:00ー17:30
【定休日】土曜・日曜

きくやさん(と私は呼んでいます)とは、私のボスが絵の道に進んだ頃からのお付き合いをさせて頂いています。(40年〜?!)

創業明治18年(1885年)!の老舗のお店です。

筆のことなら、きくやさんに任せて安心。

取り扱いは「書道用品」となっていて、筆を中心に、墨や硯などもあります。

こちらで紹介しているのはきくや筆本舗の実店舗ですが、きくやさんの商品は、大阪を中心とした近畿圏、そのほかの地域でも有名文房具店、デパートなど、あらゆるところで見かけますね。

↓また、通販はこちらです。

「きくや筆本舗 楽天市場」

機会があればぜひ歴史を感じるお店の方へ、出かけてみてくださいね。
商品について丁寧に、詳しく教えてくれます。

水墨画の道具「誠華堂」

(株)誠華堂(せいかどう)

【ウェブサイト】誠華堂
【所在地】大阪市中央区北久宝寺町1-7-2(自社ビル1〜4階)
【電話】06-6261-7158
【取扱商品】和紙・色紙卸をメインに、あらゆる和画材・雑貨が揃う
【最寄駅】大阪メトロ堺筋線または中央線 「堺筋本町」駅
【アクセス】「堺筋本町」駅6番出口より船場センタービル2号館と3号館の間の筋を南へ徒歩約7分
【営業日】平日9:00ー18:00
【定休日】日曜・祝日・盆・正月

誠華堂さんは、大阪で一番和画材の取り扱いが多いお店かもしれません。

紙の卸屋さんなので、書道や日本画、水墨画で使える紙の品揃えが豊富です。

紙類の他にも筆、墨、顔彩、皿、額や軸に至るまで、スタート時の道具を一式揃えることができますよ。

ひとつネックは、オンラインショップがないことです。
古い老舗のお店にはよくあることかもしれません。

通販で買えるかもしれませんが、ウェブサイトを見て、商品を見て、お問合せ・・・となると、直接行ってあれこれ確認したほうが楽しいし、一度で済みますねってことで、店舗の方がおすすめです。

出来上がった絵の裏打ちもしてくれますし、わからないことや希望があれば何でも相談してみてください。

誠華堂さんも、社長をはじめみな気さくで丁寧ですよ!

水墨画の道具「書遊」

書遊(しょゆう)大阪店

【ウェブサイト】書遊オンライン
【所在地】大阪市福島区福島5-14-6 クレセントビル2F
【電話】06-6261-7158
【取扱商品】書道用品全般
【最寄駅】JR環状線「福島駅」
【営業日】平日10:00ー17:00
【定休日】日曜・月曜・4月1日・年末年始(12/30〜1/5)

書遊しょゆうは、書道用品の品揃えが豊富なお店です。

水墨画の道具について、「どこに売っているかわからない」と悩む人も多いかもしれませんが、その通りで、「書道用品」「日本画画材」という種類では売られているのですが「水墨画画材」と名づけているのを見たことはほぼありません。

水墨画がレアなジャンルであることが、こういうところからも感じられるのがなんとも・・・。

ですが、「書道用品」の種類がたくさん売っているところであれば、たいてい欲しいものは見つかりますから、諦めないでくださいね。

お店の人に相談すれば、商品についても詳しく教えてくれますので大丈夫です!

大阪店の他に奈良の本店・京都・北海道札幌・栃木県宇都宮・島根県松江と、各地に店舗があります。

書遊さんは、ウェブサイトがかなり充実(もちろん通販OK)していますのでぜひチェックしてみてください!

水墨画の道具「丹青堂」

丹青堂(たんせいどう)本店

【ウェブサイト】丹青堂
【所在地】大阪市中央区難波1丁目6-12
【電話】0120-610-805(フリーダイヤル)06-6211-0721
【取扱商品】日本画画材・書道用品・和紙・お香など和の画材
【最寄駅】大阪メトロまたは近鉄「難波駅」
【アクセス】駅からお店への行き方はコチラをクリック
【営業日】平日10:00ー19:00
【定休日】毎月第1水曜日(年末年始は変動)

和もの画材といえば丹青堂さん、というくらい古くから続く老舗のお店。

戎橋本店のほかに、梅田地下店(可愛いちっちゃなお店です)・名古屋店・東京店とあるそうです。

会社の前身となるお店が創業したのはなんと、江戸時代初期だそうです。

お店ごとに商品も少しずつ品揃えが違うので、面白いですね。

和もの全般を扱っていますが、日本画関連の商品が特に充実していますね。

ウェブサイトからオンラインショッピングもOKです!

水墨画の道具「笹部画材店」

笹部洋画材料店(ささべようがざいりょうてん)

【ウェブサイト】笹部洋画材料店
【所在地】大阪市中央区道頓堀一丁目東5-24
【電話】06-6211-8318
【取扱商品】あらゆる洋画材に関する商品・和の画材もあり
【アクセス】大阪メトロ「日本橋駅」6番出口より北へ徒歩2分 橋の手前の道右へ
【営業日】平日10:00ー18:00
【定休日】日曜・祝日

笹部さんの店舗へ行くにはひとつだけ注意が必要です。

現金を用意しておいてください。

キャッシュオンリーでございます!

笹部さんの魅力は、
・価格が安いこと
・品数が豊富なこと

洋画材料店となっているので、もちろん洋画材が中心ですが、水墨画関連商品もあるのが嬉しい

フロア面積は狭いけれど4階まである店舗は、様々な商品がギッチリとまとめられていて、探検するだけでもとても楽しいですよ。

自分の知らない洋画材の絵の具や、木製パネルがズラリと並んでいるのを見るととても新鮮で、欲しくなってくるのが不思議です。

(スカーっとだだっ広い店舗より、ゴチャゴチャとたくさん商品が置いてある店の方が、なぜか楽しいですよね)

笹部さんも、オンラインショッピングOKです。

水墨画の道具「ゆめ画材」(オンラインショップ)

ゆめ画材

【ウェブサイト】ゆめ画材
【取扱商品】画材・文房具・クラフト・工作・模型ほか

オンラインショップでも画材を取り扱う「ゆめ画材」さん。

商品がたくさんあって見ているだけでも楽しいですね!

オンラインショップの画材屋さんは多いと思うのですが、たいてい水墨画の道具は「書道用品」の中に墨や墨汁がある程度。

また、一般的に画材屋の商品はほとんど洋画材中心ですので、水墨画関連はちょっと少なめかなという印象です。

ところで、
「〜の描き方」という記事の中でよく案内しているこちらの顔彩。

これは私が使用している顔彩です。
他のメーカーに比べ、あまりどこにでも売っていない希少なものなのですが、オンラインショップでは「ゆめ画材」さんにあります!

上記の「Amazon」で取り扱い店となっているのが「ゆめ画材」さんです。

珍しい&貴重だと思って紹介しました。

初心者こそ知ってほしい!道具の大切さ

色んなお店を紹介しましたが、初心者の頃は道具といってもよくわからないものです。

とにかく高価なものを選べば良いのか、使い古しのものでも良いのか、悩ましいところです。

よく聞く質問が、「書道の道具は使えますか?」というものです。

答えとしては「使えるものもあるし、使えないものもあります」

筆が特に大切なのですが、基本的に書道で使う筆は、水墨画では使えないと思っておいてください。

同じような獣毛の筆なのに・・??

筆は包丁のようなもの、とよく話すのですが、用途によって包丁の種類が変わるように、筆も描くものによって変えるのがベストです。

描けないことはない・・・という場合もありますが、わざわざ無理をして描きにくい筆を使うことは効率が悪く、上達の邪魔になります。

それぞれ用途にあったふさわしい筆を選ぶことが大切。

最初は筆の違いもよくわからないかもしれませんが、それでも粗悪なものではなくしっかりした品質の使いやすい筆は、絵を描く手助けをしてくれます。

なので、うまく描けないな・・という初心者にこそ、良い道具おすすめしたいのです。

まとめ

色んなお店を紹介しましたが、あなたの「知ってる!」というお店もあったかもしれませんね。

どのお店も長く続いている良いお店ばかりです。

amazonで手軽にゲット・・・も魅力ですが、たまには店舗で色んな道具をじっくり探索するのも楽しいですよ!

私たちが絵を描くためには、道具は欠かせない大切なパートナーです。

水墨画はレアなジャンルではありますが、職人さんが存在する限り道具は手に入れることができますから、良いものを手に入れ、大切に扱っていきたいですよね。

これからも情報を共有しましょう!

それでは、また。