お花、好きですか?
お花大好き❤️
キレイなお花をいつもスマホで撮ってます
そうですよね!
お花はいつも、私たちの心を和ませてくれる存在ですよね。
私たちの身近にあってキレイなお花を、絵に描けたら楽しいと思いませんか?
水墨画で描くお花はまたひときわ味わい深いもの。
今回は、
・花を描いてみたい
・水墨画初心者
・水墨画の描き方がわからない
そんな方に向けて、お花の描き方を紹介したいと思います。
お花といってもいろんな種類がありますよね。
では、さっそく参りましょう!
水墨画を描くための準備
お花を絵で表現するには、色々な方法があります。
ここまで読んでくれているあなたは、嬉しいことに「水墨画で描いてみたいな」と考えている方ですよね。
それでは、水墨画で描くための道具について簡単に紹介しますね。
もっと詳しく道具について知りたい方はこちらもどうぞ↓
筆
様々な道具の中でも、水墨画らしい表現をするには「筆」が欠かせません。
種類がたくさんあってどれを選べば良いかわからない!
「筆」は料理における「包丁」のようなものとイメージしてみてください。
包丁は用途によって、いろんな種類があります。
刺身包丁、三徳包丁、出刃包丁、中華包丁、ペティナイフ・・・・
でも、ふだん家庭で使う場合、私たちがそんなにたくさんの種類を使い分けることはないですよね。
ごく一般的な万能包丁1本か2本程度で、たいていのものはカットできちゃいますからね。
筆もそれと同じです。
私もいろんな筆を持っていますが、普段使いには、ごく普通の小サイズ、中サイズくらいの筆を1本か2本使う程度。
大事なのは良い筆を使うこと。
良い筆というのは、高級な筆という意味ではなく「あなたに合った筆」です。
相性の良い(使い心地の良い)筆を使えば、絵も楽しく上達も早くなりますよ!
墨
水墨画といえば、「墨」は欠かせません。
固形の墨を硯ですって液状にしたものを、使用します。
なるべくそうして欲しいのですが、もし家に「墨汁ならある」という場合は、それを使ってみても良いですよ!
墨汁には「膠」という成分が入っていない(または入っていても量が少ない)ため、紙に墨が定着しません。
紙に墨が定着しないということは、その上から水を重ねると描いた部分がにじんで流れてしまうこともあるのです。
ですので、練習用ということで墨汁を使用するならOKです。
顔彩(絵の具)
水墨画を描きたいあなたは、墨だけ(モノトーン)にこだわる派ですか?
もし「こだわる!」という方なら、ここは飛ばして次へ行ってくださいね。
色も使ってみたいな・・という方は、顔彩をおすすめします。
顔彩は水で溶いて使う固形の絵の具です。
発色が自然で筆と和紙との相性が良いので、水墨画ではよく使います。
紙
水墨画では、和紙(水を吸う紙)を使います。
でも和紙なんてふだん使わないものですから、一体どこに売ってるのかわかりませんよね。
画材屋さんへ行けばありますよ。
大きな百貨店の文具売り場などでも、売られています。
ネットで探すのもありですね。
ですが、最初に少し試すなら、和紙を使わなくてもOKですよ!
普通の画用紙のようなものでもかまいません。
画用紙は防水加工がしてあるため水がにじまないので、濃淡はつきませんが線描きはしやすいです。
慣れてから和紙にトライしてみても良いですね。
水墨画で花を描くには
さて、道具が揃えばさっそく描いていきましょう。
2種類の描き方
水墨画で花を描くときの表現は、大きく分けて次の2つです。
①線で描く方法
②面で描く方法
どちらで描いてもOkですが、雰囲気が変わりますよ。
また、花の種類によっては、
①線で描く方法が向いている。
②面で描く方法が向いている。
という風に分かれることもありますね。
線と面の雰囲気の違いは、下の記事で見てみてくださいね!
同じ花(アサガオ)を2種類の方法で描いてみました↓
花の選び方
前述の、道具のところでも触れましたが、水墨画は墨だけで描くのではなく、色も使うこともあるので、表現の幅が広いのも特徴です。
花の選び方もポイント。
おそらく、あなたには「この花が好き」という好みの花があるはず。
そして、その花を描いてみたいですよね。
初めて絵を描く時には、好きなものを自由に描くのが一番です!
ですから、好きな花があってその花を描きたい!という場合は、道具を揃えてさっそく描いてみましょう。
見よう見まねでかまいません。
うまくいかないなあと悩んだら、改めてこのサイトに戻ってきてください。
上手に描くためのコツやヒントを用意して待っていますので!
描くものがわからない?最初の一歩で迷ったらこちら↓
水墨画で花を選ぶ基準が知りたい場合はこちら↓
プロのカメラの使い方を真似よう
普段スマホで、写真撮りますよね?
その時に、お花も撮りますよね?
「キレイなお花!」と思って写真を撮るだけ、ではなくてここはひとつ、プロの絵描きさんになったつもりで工夫してみませんか?
私は普段スマホで写真を撮ることが非常に多いですが、ただバシバシと撮りまくっているのではありません。
撮影には、2つの目的があります。
1つめは観察と記録用。
花の部分がどんな構造になっているか、じっくり調べるためのもの。
もう1つは、写真全体の写り方を非常に気にします。
つまり、構図ですね。
今は写真はデジタルとなり、とてもカンタンに扱えるようになりましたが、昔は絵を描くためにはまずスケッチしなければなりませんでした。
もちろん、今でもスケッチはとても有効です。
デッサンの練習にもなるし、何より描きたいものをよく観察するからです。
例えば外でキレイな花を発見、それをスマホで撮る場合。
おそらく、花のあたり全体をなんとなく写していませんか?
そこをひと工夫。
主役の花を決めて、背景や、画像の角度、花の見え方(花の重なりぐあい)などにも注目してみてください。
その時とりあえず花を撮っておこう、ではなくて、なるべくキレイな写真を撮るように心掛けてみて欲しいのです。
なんか難しそうですけどできるかな?
大丈夫、普段全然意識していない方なら、気をつけるだけでびっくりするくらい写真が変わると思いますよ!
花のどの部分を主役にするか、と考えることは構図の勉強にもなるし、じっくり観察することで花の情報をインプットすることもできます。
花を描くためには、まずその花を知ることがとても大切ですからね!
これはお金をかけずスマホを使って簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてくださいね。
水墨画で花を描く〜まとめ
今回は水墨画で花を描くポイントを紹介しました。
・道具をある程度揃える。
・自分の好きな花を選ぶ。
・普段から、花の写真を撮るようにする。
お花を好きな方は非常に多いです。
女性だけではなく、男性でも
「水墨画で花を描くようになって興味がでました」
「花を見るようになりました」
という声をよく聞きます。
興味を持つと、より一層絵は楽しめます。
とても嬉しいですね!
「好きこそものの上手なれ」
ですよね!
もちろん、水墨画でいきなりすごいタッチの絵が描ける!というわけにはいきません。
運動をするにも、料理を作るにも、ある程度準備は必要ですので、ぼちぼち参りましょう。
道具については他の記事でも詳しい説明がありますので、こちらではサラッと紹介するのみとしました。
準備段階で、このサイトがお役に立てれば嬉しいです。
それでは、また。
こんにちは。
墨絵師のベベ・ロッカです。